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zoom RSS 日帰り山梨バス旅行 − 人の振り見て我が振り直せ

<<   作成日時 : 2015/10/20 17:40   >>

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 昨日、近所の某超市場企画のバス日帰り旅行に家内と共に行って来た。

 柏市内の国道6号線沿いにある集合場所に着くと、既に20人以上の人達が列を作って待っていた。ほぼ全員が私達よりも高齢者で、さながら老人慰安旅行と云った様相を呈していた。しかも男性は私を入れて、3,4人しかいない。これほどまでに男性は、連れの動向に関心がないのか、あるいは、それほど元気ではないのか、どちらかは分からないが、少々気落ちしたのは確かだ。

 それはさて置こう。無精ひげを生やし、まるでヤクザかと思うほど人相が悪く、腹が勢い良く突き出た30代の男性が超市場により発効郵送された券の確認をしていた。まさかこの男が添乗員なのか、と思ったが、バスに乗ってみると、やはりそうだと分かり、この日帰り旅行は失敗だ、と予感した。

 結果から書く。予感通り、この旅は最悪なものとなった。添乗員は、バスが出発してずっと数カ所の目的地に着くまでしゃべり続け、ありとあらゆる知識をこれでもかこれでもかと搭乗者にぶつけ、しかもその言い草が非常に押しつけがましく、灰汁の強い強引な話し方に嫌気を差し、家内といろんな話をしながら、旅をしようと思ったものの、それも出来ず、こちらは寝ることにして、添乗員の話を聞かないことにした。

 なんと彼はどこかの坊主らしく、添乗は副業との由。なるほど、彼の押し付けがましい話はその職業から来るのか、と思ったが、そう一般化しては、他の少数だが真面目で奥ゆかしい聖職者に失礼に当たるであろうから、これは彼本人の気質に由来すると断じた。

 私は、教育者と聖職者は、実に可哀想な人達だと思っている。彼らは(全てではない)、その職業故に、人から賞賛と尊敬を得ようと必死なあまり、ついつい喋り過ぎる。話を聞く側の立場や心理に鈍感で、ただただ本人が信ずることを一方的にしゃべり続け、聞く側の反応にあまり気づかない。

 途中目が覚めた私は、相変わらず一方的にしゃべり続けている坊主兼添乗員の話を無視しておしゃべりに興じていたおばあさん二人がいることに気付き、思わず微笑んだ。内心、「そうそれで良いんです。搭乗者は添乗者を喜ばすために旅行しているのではない」。添乗者は明らかに二人のおばあさんの私語にいら立っていた。彼は声を大きくして、その二人を威嚇していたのだが、二人は手強い。まったく無視して大きな声で話を続けている。私はその二人に心の中で声援を送り続け、同時に、自称聖職者兼添乗者に対して、「この若僧、修行が足りんぞ」と思っていた。

 ワインを売る店に着いた時、その前にあった掲示板に「〜御一行様歓迎」という表札が数枚掛かっていたが、我々の一行の名前はない。だからバスから降りて、その写真を撮るために、その場所に行こうとすると、彼の父親と同じ年頃の私に向って、「ちょっとどこ行くの」とため口を叩くではないか。私はその話し方にむっとし、写真を撮るだけだから、と返事をしたが、彼は、恐ろしい形相で私を睨んでいた。「これが聖職者か」とあきれたが、おそらくそれは嘘であろう、と私は思った。聖職者が客である搭乗者を睨むことなどあり得ないからだ。

 善光寺に関わる話の中で、阿弥陀如来像の祟りの所為で織田信長が本能寺の変で殺されたことを彼が話した時、「この男は佛教の本質がちっとも分かっていない」と確信した。歎異抄を読んでいないこと、一発で分かった。この偽物坊主は、バス旅行の添乗員として、搭乗者達に、佛教を語る資格はないばかりか、佛教の本質を歪曲するので、非常にやっかいな男でもある。

 強く思った。「こんどバス旅行する時、添乗者がどんな人物であるのか、を事前に知っておき、それで行くかどうかを決める」

 帰宅して、どっと疲れが出た。我が家内も彼には辟易していた。あの男は、搭乗者に法話をしていたつもりであろうが、搭乗者は彼の話ではなく、旅行を楽しむためにバスに乗っていたことを知らない。「有難迷惑」とはこのことを言うのだろう、と思った。

 今、「他人(ひと)の振り見て我が振り直せ」、を教訓として、研修講師である私自身に言い聞かせている。


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